脳ドックを受けてみませんか
※ 現在、脳ドック調整中のため受付は行っておりません。
受付再開時は、決定次第お知らせさせていただきます。
(平成29年7月時点)
近年の高齢化社会の進行に伴い脳卒中後遺症による寝たきり患者や認知症患者の増加が大きな問題となっております。
脳ドックは「脳」に焦点を絞って、その状態を詳しく調べる専門ドックで、脳の病気の早期発見や、その危険因子を発見し、脳の病気の発症を未然に少しでも防ぐことを目的としています。
脳ドックにおいてはMRI(磁気共鳴)検査が主な検査となります。さらに頸動脈の超音波(エコー)検査や動脈硬化の検査、認知症関係の追加オプションも可能です。
脳ドックでわかる病気
▶ 脳ドックコース
1.簡易コース | |
内容 | MRI検査(脳の断層撮影・脳の血管撮影・頸動脈撮影) 専門医による画像診断説明 結果報告書送付(約2週間後) |
所要時間 | 約1時間30分 |
料金 | 25,000円(税別) |
2.一般コース | |
内容 | MRI検査(脳の断層撮影・脳の血管撮影・頸動脈撮影) 血液検査・血圧測定 専門医による画像診断説明 脳卒中予防指導 総合判定結果報告書送付(約2週間後) |
所要時間 | 約1時間30分 |
料金 | 32,000円(税別) |
3.追加オプション | |
1)認知症(アルツハイマー病)早期診断の ためのMRI画像解析 |
追加所要時間: 約30分 料金: 10,000円(税別) |
2) 血管の動脈硬化の程度をチェック(ABI検査) | 追加所要時間: 約30分 料金: 5,000円(税別) |
3) 頸動脈エコー 超音波を使って頸動脈をよりくわしく検査します |
追加所要時間: 約30分 料金: 10,000円(税別) |
▶ 脳ドックで病気が見つかった時は
脳ドックを受診され、症状がまだ現れていない無症候性脳梗塞が見つかった場合は、 危険因子を調べて治療すれば予防できます。
一般に高血圧、糖尿病、高脂血症、心疾患、タバコなどが危険因子ですが、画像の説明時に生活指導をいたします。
動脈硬化が進行していれば、抗血小板薬(血栓を出来にくくする薬)の服用が脳梗塞の予防に有効です。
頚・脳の主要動脈に高度の狭窄が発見された場合には、 血管を拡げたり、バイパスを作ることで大きな脳梗塞の予防が可能です。
脳動脈瘤が発見された場合には、破裂の危険性が高いと推定される動脈瘤を治療することで、くも膜下出血は確実に予防できます。
認知症が疑われた場合には専門外来を紹介いたします。
当院では病変の早期発見だけではなく、優れたスタッフにより、その後の治療・経過観察を行える体制を整えております。
▶ 「1.5テスラMR」
重大な病気の早期発見・早期治療とともに、生活習慣病などにつながる異常を発見し、病気を予防することを目的としています。
当センターでは、精度の高い検査によって専門医が確実な診断を行い、納得のいく説明・指導をさせていただきます。